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時速10kmでのんびり走る
シーナさん
みなさまあけましておめでとうございます。
そしておひさしぶりです。

もっとコンスタントにブログを書くと意気込んだ2011年。
その意気込みはどこへやら。

再度誓う。2012年こそ。

***

年末年始に「メコン・黄金水道をゆく」(椎名誠著)読了。
他にもPRの本やWebマーケティングの本も読まないといけなかったのだが、
どうしてもそちらに手が伸びず、椎名さんの本を読むことに。
ひさびさに椎名さんの本を読んだが、身体にスッと文章が入ってくる感覚は心地いい。

椎名さんの本は高校時代にむざぼるように読んでいた。
きっかけは忘れてしまったのだが、
「メコン・黄金水道をゆく」の解説を石川直樹さんが書いており、
椎名さんの著書と石川さんの人生の関わり方というのが、私の体験とそっくりで
非常に共感できるものだった。
椎名さんの著書で未知の世界を知り、旅に出るということに憧れる。
椎名さんの著書から野田友佑さんの存在を知り、カヌーに憧れる。
そのあたりのくだりがそっくりで笑ってしまった。

高校の時の授業で「自分だけのマニアック本を紹介する」というのがあった。
本だけじゃなく、映画や音楽でもよかったように記憶している。
何を紹介するか、かなり悩み、悩み、悩み、
思考が3回転ぐらいして元のところに戻ってしまった結果
椎名誠さんの「岳物語」を紹介することになった。
「普通じゃーん」と突っ込みたくなるような選択(椎名さんごめんなさい)。
他の友人は、「お、いい目のつけどころ」と言いたくなるような
作品を紹介していたにも関わらず。

私のプレゼンのとき、担当の先生が「椎名さんと言ったら『本の雑誌だよね。
あなたさあ、『本の雑誌』に向いてそうだよ」と言った。
なんの根拠があってのその発言かは、いまだに謎。
当時は文章を書く仕事がしたいなんてこれっぽちも思っていなかったので、
「はあ…」という気のない返事をするのみ。
その後、大学に進み、就活の時には「文章を書ける仕事」を探した。
結局、そんな夢などかなわなかったが、いろいろ巡り巡って、現在に至る。
さすがに『本の雑誌』は作っていないが、なんとなく高校の現代国語の先生の
先見の明を感じる。

さてさて話は戻るが「メコン・黄金水道をゆく」だが、
読み進めるほどに、東南アジアの湿気を含んだ空気と
茶褐色のメコン河を想起させる。
ラオスが、タイが、カンボジアが、ベトナムが、私を呼ぶ。
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Posted by りゃま
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おひさしぶりです
みなさまご無沙汰しております。
夏になったらゆっくりした時間を過ごせるだろうから、
その時にブログを復活させようと思ったのですが。

忙し~い時期が過ぎ、お盆休みを迎えた瞬間。
何もしたくなくなりました。
この夏はセミの抜け殻のように過ごしてました。

涼しくなってきた今日のこの頃。
ようやく殻に中身が詰まってきました。

で、ブログ復活します。
Posted by りゃま
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スーパーサブ
生まれてこのかた、メインストリームを歩いたことがない。
いつも、サブ、もしくは第3グループに属していた。

中央で光を浴びる人たちを見ながら、
うらやましくもあり、どこかホッとしている自分もいた。
だって、メインでスポットライトを浴びる人たちは
ひとたびその座を追われたらみじめなことこの上ない。
(すべて私の妄想です。すんません)

常に第3グループに属することは、
華も才能もない自分を守るための手段なのかもしれない。

そうして第3グループ人として生きていくうちに
どうにもこうにも、趣味嗜好までサブっぽくなってくる。

親に隠れて深夜番組を見ていたあの日。
ミニシアターに通ったあの日。
不条理マンガにはまったあの日。

中でも『伝染るんです。』の影響は大きく、
今でもあの世界観が私の基礎を作っている実感がある。

思い返すとホンマにキモい高校生で、
毎年の年賀状は『伝染るんです。』の中の
お気に入り4コマをスーパーのコピー機でコピーして、
プリントゴッコ(死語?)の版を作っていた。
私のお気に入りキャラは「しいたけ」で、
私の友人たちは、干支にないはずの「しいたけ」の描かれた
年賀状を元旦に手にしていたのだ。
友よ、本当にごめんなさい。大人になった今、謝ります。

私がこれから、メインストリームに躍り出ることはない。
というか、もう踊りたくないんですよね。
スーパーサブとして、中央舞台でキラキラ輝く人たちを
芋焼酎飲みながら見ていたい、そんな感じです。



Posted by りゃま
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アンテナ
ある人からこんな話を聞いた。

「センスを感じるアンテナは27歳を過ぎると錆びる」

若い間は放っておいても、自分の興味のある情報が
どんどん入ってくる。
それはアンテナの感度がいいからで、
27歳を過ぎるとその感度がどんどん鈍ってくるから
かなり努力しないと情報が入ってこなくなる。
だから、27歳までにいろんなものを見たり、聞いたり、
体験したりしておこうぜ、という話。

自分のことを振り返っても、なるほどな~と思う。
27歳という年齢も納得できる。
今の自分の基礎を作っている文化って
27歳(まあ、20歳代前半やね)までに見たり、聞いたり、読んだり
したこと、のような気がする。
27歳以降は基礎から派生した興味のあることを
能動的に取り入れることで、なんとか生きてる感じがする。

30も半ばを過ぎると、もはや、能動的に動かないと、情報なんて入ってこない。
あ、ここで言ってる情報ってのは、ネットとかツイッターとかで
入ってくる情報のことじゃなくて、自分の五感で体感した情報のことね。

で、そのある人が言うには、
「たまには渇望するのもいい」って。
東京とかにいたら、情報過多過ぎて、何見ていいかわからん。
京都から見て「東京であの展覧会やってる!うらやましい!」
で、わざわざ東京まで見に行く。
その渇望感が満たされる感じ。
ああ、わかるわあ・・・
のどが超かわいてて、やっと水飲めたときみたいな感じ。

で、何が言いたいって・・・
若い人には、「見たつもり」になるんじゃなくて、
足を運んで、見たり、聞いたり、して欲しい、と思う。
以上、おばちゃんの意見、でした。
Posted by りゃま
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道を歩いてたら
基本的に愛想が悪いので、だいたい仏頂面で歩いていることが多い。

なのに。

よく道を聞かれる。
旅行先でも現地の人だと思われて、道を尋ねられることも多い。
(そのときは「あ…まっすぐだと思います」とだいたいで答える)
海外でも道、聞かれたなあ。
中国人に見えるらしいです。

赤ちゃんにガン見される。
これはおそらくメガネをかけているからだと思う。
不思議物体に見えるんでしょうね。

犬ににおいをかがれる。
これは、臭いから・・・だ・・・よ・・・ね。
Posted by りゃま
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